2014年10月 9日 (木)

このオタマジャクシの種類は?

これは何のオタマジャクシでしょうか?

Pa090003正面から撮ってみました。  判るかな?

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チョット角度を変えてみたけど・・・・。

Pa090009
横からの画像です。

4センチ位のオタマを買って、2週間経ち8センチになりました。真っ黒いオタマに若干の模様が出始めました。 チョット見難いけど小さな後ろ足が生えてきました。  後何日で上陸するかな?   

あまり目にする機会の無いオタマで正体は・・・。ホオコケツノガエルです。

ホオコケツノガエルは他に3匹飼っているのですが、3匹ともオスで幼蛙で買った結果が全てオスだった為、メスを狙ってオタマでの購入をしました。

ホオコケツノガエルは成体でもオスで5センチほどでメスでも7センチ位しかならないので、小さなプラケースでも飼育出来ます。エサも上陸後少しメダカを与えればやがて練餌を食べるのでとても飼い易いツノガエルです。

希望通りメスにて変態して欲しいですね。 



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2014年7月28日 (月)

アルビノオタマジャクシその後

連日の猛暑で両生類にとっては大変な季節になりました。

丁度1か月前に麻機から採集して来たオタマジャクシが大きくなってきました。

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1か月前のオタマがこれ。

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採集時は足が生えていたけど、小さくて役に立たない程度の足だったけど、とても逞しくなり手で掴むと一生懸命逃げ回る姿がとても可愛いです。

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手がもう少しで生える気配がします。オタマジャクシの手はある日突然に生えるので、注意していないと脱走されてしまいます。 カエルの種類もヌマガエルでほぼ間違いないと思います。ツチガエルとの相違点は表面のイボイボの突起が少なく、腹面は白一色なので区別がつきます。

後数日で手が生え変態を迎えると思いますが、中々予測がつきません。ノーマルのヌマガエルも3匹採って来ましたので変態後は一緒に飼って色の変化を楽しみたいと考えています。 目がブドウ目ですので T+のアルビノだと思われます。 T-のアルビノでは無いのできっと飼い易いと思います。

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2014年6月17日 (火)

両生類の餌   

両生類 主にカエル飼いには、とても重宝するオカダンゴムシ、ワラジムシがあります。カルシウムを沢山含み、コオロギには無い栄養を補助してくれるありがたい生餌です。

大きなショップではたまに、ホソワラジムシが売っていますが、ワラジムシ、オカダンゴムシはキーパーが自ら採集するしか手がありません。 そこで、我が家の荒れた庭が役に立ちます。

庭の片隅の発泡スチロールや植木鉢を除けて採集開始です。真っ先に逃げるのが、ワラジムシですので、最初にワラジムシを採集しオカダンゴムシを集めるのが効率が良いです。P6170012オカダンゴムシ10に対してワラジムシは1の割合でしょうか?この画像からワラジムシとオカダンゴムシを見分ける事が出来る人は素晴らしい野生人。

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どうでも良い事ですが、見分け方を少し。こちらがオカダンゴムシで採集時にアルマジロの様に丸くなります。 餌として与えるには個体により好みが分かれます。 オカダンゴムシは何時でも調達出来るので、自家繁殖はしていません。欲しい時に欲しいだけ庭で採集しています。

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次がワラジムシでオカダンゴムシより扁平な体で、動きも素早く採集し難いですが、カエル達にはとても好まれる餌になります。 必要な数を確保しにくいのでこちらは自家繁殖をしていますが、直ぐに足りなくなってしまいます。

両種ともメスは繁殖期に胸部腹側に育房または保育嚢と呼ばれる袋を作り小さな卵を付けて動き回っていて仔虫を直接産み胎生の様に思われますが、卵胎生では無く、卵胎生的と言ったところでしょうか?

この仔虫も変態直後のカエルに与えるのに絶好の餌になります。ちょっとした注意(湿度に注意)で比較的容易に繁殖が可能ですので自家繁殖に挑戦してみて下さい。

さて、この餌を持って温室に行って来ます。

 

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2014年5月 7日 (水)

バードタイガーサラマンダー   変態中

バードタイガーサラマンダー(オビタイガーサラマンダー)の雌が変態が始まりました。

Dscn4434 体が一回り小さくなり模様も出てきました。

Dscn4467 数日前よりエサ食いが落ちて、外鰓が小さくなってきました。顔つきも幼体顔から変化して精悍になってきました。

水深も浅くして上陸に備えて見守っておりますが、変態を終るには後数日かかりそうです。

雄個体は相変わらず変化無しで食欲もばっちりでふっくらしており、変態にはまだ数日かかるでしょうか?

Dscn4462 オビタイガーサラマンダーかトウブタイガーサラマンダーかは現時点では判別できませんが、結構楽しみながら観察しております。

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2014年4月13日 (日)

バードタイガーサラマンダー (Ambystoma mavortium mavortium)

バードタイガーサラマンダーの幼生を1pr導入しました。

Dscn4307 幼生なので今の所、タイガーサラマンダーのどの種類かは判りませんが、バードタイガーサラマンダのインボイスでの輸入なので信用して買ってみました。

一番確率が高いのがバードタイガーサラマンダー(オビタイガーサラマンダー)で次がトウブタイガーサラマンダーだと思われます。

幼生での輸入は別の亜種が混じっている期待もあり、別の意味でも楽しみでもあります。

タイガーサラマンダーは暑さ寒さに強くて非常に飼い易くとても慣れてエサくれのアピールがとても可愛いです。

Dscn4301 こちらがメス個体で将来的にもオスより大きく育ちます。

Dscn4306 こちらは、オス個体で凛々しい顔つきが魅力です。

幼生の期間が何時までか予想がつきませんが、いずれ変態をして陸棲に変わっていきます。

サンショウウオやイモリの仲間を幼生から育てるのは若干のリスクが伴うものの変態前と変態後の変わる様を身近で観察出来る事はとても楽しみです。

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2014年3月20日 (木)

ダニューブクシイモリ 卵

ダニューブクシイモリが産卵して数日経ちました。

Dscn4258 毎日数個づつ産んで結構な数になりました。アナカリスの葉を折り曲げてその間に後肢を使って器用に産んでいます。この動作をほぼ終日続けていますが、この時産卵は数回に一度の為、1日経っても10数個程しか産んでいないようです。

でも、毎日産んでいるのでそれなりの数にはなっています。アナカリス1本につき1個以上の卵が付着しておりますが、無精卵か有精卵か現時点では判断できていません。 イモリの繁殖は数十年前戸外の鉢でイベリアトゲイモリで経験がありましたが、気がついた時には稚魚が泳いでいたので全く参考にはなりません。

イモリの卵はカエルや魚類の卵と違い産んだ当時は白一色で水生菌に侵された卵に見えて最初に産んだ卵は処分してしまいました。その後はまてよ?と思いストックしておりますが、数日経つと幾分楕円状になって、もしかしたら?と言う希望も微かですが湧いてきました。 当然、卵の分割の様子も見られずになんとなく変化している状態ですが、微かの望みに期待します。

追伸: 結局正常に孵化したのが5個体、それもブラインを与えても摂餌出来ずに完敗しました。 来年は頑張ります!  4/7 記

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2014年3月 9日 (日)

ダニューブクシイモリ 産卵

ダニューブクシイモリが産卵していました。

Img_4242_2 両親とも去年の春に孵化した個体なので今年はまだ無精卵だと思われます。

産卵数も7個ですので、産卵の途中なのかそれとも食べてしまったのか?既に終わったのか?

今の所判断出来ませんが、まだ未熟な親なので仕方がありませんね。

Img_4248_2 ダニューブクシイモリは加温していないのでオス個体は繁殖期の特徴のクレストが伸び、とても素敵な姿になっています。

Img_4243_2 メス親もふっくら腹部が膨らみ、もしかしたらと少し期待しておりました。

今回はダメでも来春には望みが叶いそうです。

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2014年3月 5日 (水)

キンスゲクサガエル   大失敗

やっと孵化に漕ぎ着けて一安心と思っていたら・・・・・・。

やってしまいました! 昨日の夕方、小さなオタマの為に少し多めにエサをやって水替えを半分しました。

今朝、水槽を覗くと水が白く濁っており慌てて水替えしようと思いましたが、既に対処のしようが無く全滅していました。

何と、・・・・・。 呆然と立ち尽くしてしまい後悔の念が・・・・。

こんな小さなオタマにあの量のエサは? 後で考えると当然の結果と思いますが魔が差しました。

数々の熱帯魚の繁殖を経験してきて稚魚を育てる自信は十分にあったのに。 考えてみるとオタマの育成経験は無かったと初めて気がつきました。

失敗を経験して増々やる気が芽生えてきました。

前途多難のカエルのブリーディングですが、これからもトライして行きます。

それにしても、初級クラスのミスで心が折れそうです。

流石に全滅した水槽は撮れませんでした。

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2014年3月 1日 (土)

キンスゲクサガエル  卵~孵化

キンスゲクサガエルの卵が少数ですが孵化しました。

P3010004 産卵から5日目で孵化が始まりました。自ら孵化したのが3匹、多くがゼラチン質で包まれている膜のようなものから脱出できずにちょろちょろ動いていた為、ピンセットにて膜を破りながら救出を試みました。

初めての産卵の為、(私もカエルも)受精率が低かったように思えます。卵の管理方法にも改良の余地があるし、もう少し早く(卵の中でオタマが確認できた時点)救出した方が良かったかも? 

次回の産卵では卵の中にオタマを確認した時点で飼育水を張り、撹拌して受精卵と未受精卵を選別した方が良いような気がします。

ピンセットで膜を破壊してオタマの救出法では手間が掛かり過ぎます。オタマに直接触れてしまうと弱ってしまうので注意が必要です。

結局、産卵時100個以上有った卵から孵化に漕ぎ着けたのが15%位かな?まずは、体長6mmのこのオタマを成育させ変態を無事に果たせるかが当面の課題です。  次回の産卵時にはもっと数多くのオタマを確保したいです。

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2014年2月26日 (水)

キンスゲクサガエル 卵

キンスゲクサガエルの卵が日々変化しています。

0224 産卵当日2月24日卵の中の黒い目玉のような部分がとても目立ちます。

K0226 産卵から三日目 2月26日 黒い部分が無くなり灰色の部分が増えています。

発生は順調の様なので、底床の赤玉土の産卵部分を除き撤去しケースを斜めにして飼育水を卵に掛からないよう注意して満たしました。

これで孵化したら水の中に自ら滑って入ってくれると思います。

今の所、カビに侵された卵は出ていませんが、注意して見守ります。

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