十和田湖旅行(2)
番外編第二弾として今日は十和田湖周辺の植物の散策です。
これが猛毒で有名なエゾトリカブトです。葉、花、根、茎全てに毒があり世界のトリカブトの中でもトップクラスの毒の持主です。山菜狩りでニチリンソウと間違えて食べてしまう事故が起きています。
これがアキタフキといってこの地方では普通に見られます。大きくなると葉の直径50センチ以上高さも1メートル以上になり山菜としても重宝なフキです。奥入瀬渓流でも道端に普通に群生しています。
続いてはトクサの群落です。トクサは、昔煮て乾燥させ開いて板に張りヤスリとして使っていたそうで、漢字で書くと砥草と書くように昔から細かくて繊細な作業の磨きの用途に利用していたようです。
次がヤグルマソウでとても綺麗な山草で生えている所には一面に広がっています。
続いてウバユリですが、花が咲くまでユリとは気がつかないほど地味なユリです。球根は食用にもされているようです。
最後に十和田湖の写真です。この湖は、2回の噴火によって出来た湖で、水源が豊富な湧き水の為、大雨が降っても水が濁らない透明度の高い湖です。ここから流れ出る川も奥入瀬川しか無くここが濁っても湖は透明度を保つ素敵な湖です。自然に恵まれ野鳥と生き物たちと山草の楽園です。いつまでも後世に伝えていって欲しいですね。
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